大棟が日々の仕事や生活の中で感じたこと、
講演先で出会った人・ホスピタルクラウンの活動の中で思ったことなどを
取り留めなく、感じたままを書き綴っています。

社会の目指すゴールを、皆様と一緒に考えます。

 
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世界中を廻っています。そして、病院を見ています。
これが病院と言うような小屋の建物であったり、遊園地のようであったり、ホテルのようであったり。 当然さまざまです。

国の体制により事情は違うにせよ、医療と言う根幹のサービスは大切です。

カンボジアである光景を見ました。
朝、その町で一番大きいであろう子ども病院の前を通ると、診察待ちの列が外の道まで長く長く伸びていました。まだ整理券も受け取っていないと言います。
観光して真っ暗になった同じ道を引き返すとき、その列は長くなっていました。遠くの町から来た親子は、また家から往復する体力、金銭的な都合がつけられないそうです。
並んでいるのは病気の子どもです。しかも、遠くの町からわざわざ来る重病の子どもです。
以前中国でも同じような現象が起きているというニュースを見ました。整理券を売買するマフィアも存在していました。診察が遅れたことにより、失明した子どもの親子が泣いていました。

高萩さんが
「この列の前で、大棟さんがパフォーマンスをしたら・・・・・」
ぼそっと、つぶやかれました。

目の前で本当に辛い子ども達がいるのに。

僕は何をしているのだろう。

考えさせられる光景でした。

考えているだけではなく、動け!!!と自分に言いたい。


  カンボジア
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