一長一短かもしれない。 でも動けずに終わるのでなく、動いて感じる感動を味わってほしい。いや、感動と言うよりむしろ、日常を感じてほしい。 こうして僕が文章を書いているのは、サンディエゴ。英語漬けの毎日のはけ口として僕は書いている。書くことでセルフコーチングとなっているのだ。 文章も饒舌となる。日本語が恋しくなる分、文に色気が出る。それがいいのだ。 また緊張と弛緩の連続で、やせ我慢なのか口笛を吹いている自分がいる。 10円ケチってお土産を買う交渉をしたり、100円ケチって昼食を選んだり。テンションあがって、非日常的な高価な芸術品を購入してしまったり。新たな自分が発見もできて面白い。 今回のアメリカ出張。ご存知のように豊満な体の人が多い。自由を手に入れた国は、お金さえあれば、いや無くても、食べ物は十二分にある。つまり自由の中で、自分をコントロールしなければ、どれだけでも食べられる。 空港のビジネスラウンジにいた。スナックも軽食も食べ放題。ワインやビールも飲み放題。もちろんフリー。どこで自分の食欲を止めるのか。 食べ物だけでなく、情報もそうだ。ラウンジには、1列に並んだ8個のモニターが、それぞれのプログラムを放映している。 何を見るのか、どれだけ見るのか。 己を律しなければ流されていく恐怖。流されている人たちを見て感じたこと。
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大棟耕介